『「死ぬくらいなら会社辞めれば」 ができない理由(ワケ)』を勧める理由
拙著『だいきょう商店街の招き猫』の
カバーイラストをどなたに依頼するか…
という話になったとき、
担当さんから提案されたのが、
「死ぬくらいなら会社辞めれば」 ができない理由(ワケ)」
(あさ出版)
通称『死ぬ辞め』が話題となった
汐街コナ先生でした。
この本が話題になったから…
ではもちろんなく、
イラストが素晴しいからです!
twitterに投稿された漫画は知っていて、
「わかるわかる!」
「これで救われる人は多いはず」
と私も強く思いました。
でも失礼ながら調べてみるまで、
こんなにステキなイラストを
描ける方だとは存じませんでした!
すぐに「お願いします!」と答え、
その日のうちに担当さんから
「受けてくださるそうです!」
という連絡が来ました。
お忙しいにもかかわらず、
地元の商店街に足を運び、
イメージを膨らませてくれました。
マネッキーやキャラのラフを
何度も送ってくださいました。
ありがとうございました。
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今さらですが…
もう退職された方も
今の職場に恵まれている方も
「死ぬ辞め」の一読をおススメします。
周囲に悩んでいる人がいるかもしれないし、
家族がそうならないとも限りません。
かかってから治療するより、
「予防」が断然いいのですから!
私自身、うつ寸前で退職し、
辞めた後で他人から指摘されるまで
気づかなかった…という経験をしています。
その後もかなり長いこと電話に怯え、
会社の夢を見ては飛び起きていました。
実は今も、その会社がある場所へ行くのに
ちょっと勇気が要ります。
*ちなみに転職2回で、会社は3つ変わっています。
一番厄介なのは、私のように
「自覚がない」人間です。
自覚した頃には相当まずい状態まで
追い込まれていました。
自分への信頼が揺らいでいる中で
勇気を出して誰かに相談しても、
一度でも否定・拒絶されたら、
誰も信じられなくなってしまい、
さらに追い込まれてしまいます。
この本が他の本と「違う」と感じるのは、
多くの本が「著者の体験談」だけで
終わりがちなところ、
優しく、わかりやすい漫画で多角的に
サポートしようとしている点です。
「こんな場合は?」「こんな人は?」
「家族が理解してくれません」
「心療内科に行きにくいんだけど」など、
様々な疑問や不安を
専門家の先生のアドバイスを挟み込み、
丁寧に解消してくれています。
転職・退職に対する考え方は
各家庭や世代によっても異なります。
1つの意見や価値観に縛られないでほしい…
だから、いろーんな人に
「面白いよ(*´Д`)」と勧めてください。
一度読んでしまったら
「あー、面白かった」で終わりではなく、
何度でも読み返してアドバイスを探せます。
困ったときに思い出してもいい。
きっと力になってくれると思います。
コチラが汐街先生のイラストです。
ステキです( *´艸`)
こちらのお仕事でももっともっと
活躍していただきたいと思っています!