映画『ボヘミアン・ラプソディ』の味方です!
映画『ボヘミアン・ラプソディ』は、
ブライアンとロジャーによる
「クイーンとフレディ・マーキュリーの伝説」だ。
劇中でもセリフになってるじゃん!
もしくは「クイーン」のMV。
フレディの死の直前にエイズを公表したロジャーの
「もう彼が嫌な思いをすることはないから」
という優しい言葉が浮かぶ…
ブライアンもロジャーも年齢的に人生の折り返しを過ぎた。
自分たちがいなくなってから好き勝手に
「クイーンとフレディ」を語られたくない、
太陽のように燦然と輝く伝説を作っておきたい…
2人がそう考えてもおかしくない。
人なんて、いつ死ぬかわからない。
ボウイもプリンスももういないしね。
伝説はあくまで「伝説」でいい。
アーサー王の逸話や
マリー・アントワネットの言葉のように、
事実や真実と異なっても信じたい人が信じるもの。
そういう人が多ければ引き継がれていく。
そんな伝説=MVを作り、大ヒットさせた。
今後、誰も迂闊に手は出せない。
なんて見事な、クイーンらしい勝利!
つか、タイトルがすべてを物語ってる。
『クイーン』『伝説のチャンピオン』でもよかったのに、
あえて『ボヘミアン・ラプソディ』。
「これは現実? それとも幻想?
僕はどちらでも気にしない」…
フレディは高らかに宣言している。
ショーを愛したフレディが、
この壮大なMVを喜ばないはずがない。
そんなわけで、私はこの伝説を支持します!
脳天に鉄槌を下してくれた。
愛を求める弱い心、好きなものを好きと叫ぶ力、
ルールを壊して進む勇気、
そして何かを「作らずにいられない」という
どうしようもない渇望…
すべてを受け入れる生き方でいいんだと、
改めてフレディとクイーンに教えられた。
ブライアンとロジャー、
映画に関わったすべての人にありがとう。
そして、ラミ・マレック。
あなたはフレディの人生を生き、
もう一度、フレディに会わせてくれた。
誰がなんと言おうと、あなたでなければ、
この映画は完成しなかった。
間違いなく、あなたもこの「伝説」の一部です。
おまけ:
2018年11月9日。
TOHOシネマズ日比谷の応援上映会場にいました。
そして上映後、まさかのキャスト登場!
ラミ、グウィリム、ジョーに会えた!
力いっぱい歌って、サイリウム振ってよかった(´;ω;`)
一生の思い出です。