小説家・鳩村衣杏の日記

BLや小説のお知らせページ。好きな映画や萌えについても語ります。

作家からのお願い


だいきょう商店街の招き猫』を
「買ったよ」「読んだよ」という
ご報告ありがとうございます(≧▽≦) 
  

 
そしてありがたいことに
「続編は? 楽しみにしてます」という
メッセージもいただいてます(≧▽≦)
 
   
 
でも、作家の一存では決められません。
決めるのは出版社です。
ビジネスですから「売上」重視!
 
 
 
「作家の自由にできるんでしょ?」
と思われがちですが、
それは一握りの人気作家さんだけ。
フリーランサー、雇われの身だから
内容だってプレゼンしますし、
それが編集会議を通らなければ
企画の段階でボツになります。
 
 
 
そういう意味では毎回が売り込みだし、
「今回で終わりかも」という覚悟で
仕事をしています。 
3冊という約束で予定を組んでも、
数字が取れなければ簡単に切られます。
 
  
 
もちろん、書きたいものへの情熱や
プロとしてのレベルは維持しています。
でも、良い物が売れるとは限らない。
売れなければ、続けられない。
続けたいと言っても無理なものは無理。 
 
 
 
多くの作家が「売れたい」と言います。
でも「稼ぎたい」ではないのです。
「もっと書かせてほしい」のです。
「売れれば、また書かせてもらえる」から
「売れた」という実績が必要なのです。
だから「売れたい」と言うのです。
 
 
 
 

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以前、twitterである作家さんの
こんなつぶやきを見ました。
 
 
 
作家が宣伝活動をやっていると
「売れようとして必死だな」と
嘲笑する人がいる。
命を削って、必死に作った商品を
買ってほしいと思うのは当然だ。
必死に宣伝して何が悪い。
 
 
 
確かに!(゚∀゚)と膝を打ちました。 
作品には自信がある。
自信がないものは売らないし、
「自信がありません」という商品を
買いたいと思う人はいない。 
 
 
 
だから私も、宣伝をがんばろう!
と決めました(・∀・)  
商品の良さを一番よく知っているし、
誰よりも自信を持っているから。
 
 
 
「売れないのは物が悪いからだろう」と
いうご意見もよく耳にしますが、
単に「情報が行きわたってないだけ」
という可能性もあります。 
 
 
 
ということで、お願いします(・∀・)
できる範囲で結構です!
 
 
 
もしも「続きが読みたい」と
思ってくださったのなら、
どうか周囲の方に勧めてください。
たった一言「面白い」でもいいので、
SNSでつぶやいてください。 
編集部にメールやはがきを出すのも、
実はいまだにかなり効果アリです!
 
 
 
今回は出せなかったキャラやアイデア
沢山あります。
皆さんからの感想やリクエストを
反映できたらいいなーと思っています。
SNSで親しくなった方に取材して、
小説にしたいなーという
野望も生まれました(゚∀゚)
 
 
 
皆さんからいただいた感想や励ましは 
そういう形でしか返せないし、
それこそが作家がすべき恩返しだと
私は思っています。
 
 
 
焦らせるつもりはありませんが、
今はスピードも大きなポイントです。
商品の生産終了の告知後、
「美味しいのに」と言っても、
「もっと買えばよかった」と
大量に買い占めても、もう…( ノД`)
 
 
 
できる範囲でいいのです!
よろしくお願いいたします~(≧▽≦)  

 

 

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