しなければ、それでいいのか
戦争絡みの番組や映画の放映が集中しますが、こんな映画、どうですか?
ありきたりの実話物に見えるけど、感動の押し付けはありません。
移民の多いフランス。忌むべき「差別」は戦後の今も学校や社会に残っていて、それを生徒たちが少しずつ変えていくところを、小さなエピソードの積み重ねで見せていく演出が素晴らしい。
自分たちの身近にある「偏見」や「憎しみ」を、まずは大人が省みることから始めなければ、「戦争反対」と言っても、何も伝わらないのでは……と感じました。
戦争したくないのは、誰だって同じです。
「戦争をしなければ、それでいい」わけではないのです。
彼らと一緒に学び、変わっていけるでしょうか?
終戦の日を控えた今、おススメです。
恋人も濡れる宣伝
東京は今日も雨模様☔️…なので『恋情の雨が君を濡らす』 (ガッシュ文庫・挿絵:あさとえいりさん)を紹介。『追憶のキスを君は奪う』の攻めの兄編。「話の流れがそっくり」という指摘もありましたが、正解! 兄弟だから、鏡像の物語にしたのです😌 昼メロ風エロたっぷり💗も踏襲しましたよ~。 pic.twitter.com/t2TraBY8SO
— 鳩村衣杏 (@ihatomura) 2017年8月10日
不安という名の怪物に餌をやってはいけない
8月8日の顛末
明日は「気が重い予定」が入っているんだけど、その後に「めっちゃ楽しい予定」のお誘いがあったので、強引に入れて気分をアゲることにした。避けられない嫌なことは沢山あるけど、その気分を引きずるほうがもっと嫌。それに楽しいことをすれば、突破口が見つかるかもしれないし(๑•̀ㅂ•́)و✧
— 鳩村衣杏 (@ihatomura) 2017年8月7日
からの……
昨日の「気が重い予定」は直前で捻じれ現象が起きたので、すぐにヘルプを要請。予想とは違ったけど穏やかに収束しました。困ったら早めに「リアル助っ人」と問題点を共有、整理して、膨れ上がる不安を壊すのが吉。人ひとりの能力なんてたかが知れてるし、根性ではどうにもならないことって多いもん。
— 鳩村衣杏 (@ihatomura) 2017年8月9日
めっちゃ楽しかったのは、コレ。面白かった!!!!
「BLを書いています」
何が変わったのか。
先に状況が変わったんじゃない。
意識が変わり、行動が変わって、状況が変わった。
昨夜、とっても嬉しいサプライズがあった。
他人からすれば大したことじゃないかもしれないけど、出会いがもらたしてくれたプレゼントだった。
約3年前、「お仕事でもなんでも、出会いは夜、作られるんですよ」と教えてくれた人がいた。
ワタシは会社員じゃないので、仕事が終わってから、同僚と飲みにいく……ということができない。友達も少ない。だから、自分ひとりで出かけていった。
でも、上手くいかなかった。空回りしていると思った。
今も同じことをしている。ひとりで出かける。見知らぬ人と出会う。
でももう、空回りしているとは思わない。
何が変わったのか。
「鳩村衣杏といいます。作家です。BLを書いています。ボーイズラブです。知ってますか? 男性同士の恋愛です。テレビなんかで聞いたことないですか?」
少し前まで、自信を持ってこう言えなかった。
この仕事にはプライドを持っていたし、ファンを大切にも思っていた。仕事をもらえることをありがたくも感じてた。
もちろん、親兄弟も友人も知ってる。仕事を聞かれたら、ちゃんと答える。
でも、BLを知らない人には言いにくかった。
知らない人に、どう説明すればいいのかわからなかった。気持ち悪いって思われたくなかった。
去年作ったワタシの名刺に「小説家」とはあるけれど、「鳩村衣杏」の名はない。
わかってくれそうな人にだけ言っていた。
わかってもらえなくてもいいや、と思い始めたのは最近。ほんの数ヵ月前。
ワタシは政治家じゃない。教育者でもない。大勢の人に、わかってもらうために、この仕事をしてるんじゃない。
「BLを書いています。ボーイズラブです。知ってますか? 男性同士の恋愛です」
鳩村衣杏になって、15年。
「15年もやってきた」んじゃない。
「BL小説家です」と心から言えるようになるまで、「15年もかかった」んだ。
そして、言えるようになれたら、出会いが自然と増えた。
この仕事にはプライドを持っていたし、ファンを大切にも思っていた。仕事をもらえることをありがたくも感じてた──それはずっと変わらない。
でも、ワタシは、ワタシのことしか考えてなかった。
15年も鳩村衣杏でいさせてもらえたんだから、ワタシは、BLに恩返しをしなきゃいけない。
今からでも、遅くないのなら。
やり方はいろいろある。今、それを考えている。
そして大事なのは、必ず実行すること。
「BLを書いています。ボーイズラブです。知ってますか? 男性同士の恋愛です。楽しいですよ。好きな女の子、沢山いるんですよ。女子だって、ステキな男子が多いほうが嬉しいんです。最近は男性ファンも多いんですよ」
紺野キタ先生の新刊『Lily lily rose』①巻
仲良くしてくださっている紺野キタ先生の新刊『Lily lily rose』①巻。
先に無料配信で読んでいたけど、やっぱり紙の本が好きだわ。
そして、まとめて読むと……
凛々たんLOVE(´;ω;`)
いっぱい出てくる猫たちもLOVE(´;ω;`)
キタ先生の作品に出てくるキャラたちが大好き。
特に子どもキャラは本当に愛おしい。「可愛い」ではなく、「愛おしい」。
何がそう思わせるんだろう……って考える。
きっと、こんな子どもでいたかったんだな。
そして、こんな大人たちに囲まれていたかった。
大人には大人の「どうしようもない事情」があって、子どもも「子どもだからとすべてが許されない環境」で生きている。
誰もがそんな「生き辛さ」の中で、それでも優しさを求め、手を伸ばし、相手を受け止めようとする──大人は子どもを、子どもは大人を。 明らかになっていく秘密。そして、深まる謎。
この先も、凛々ちゃんを見つめながら、凛々ちゃんと一緒に、続きを楽しみにしたい。