全人類必見映画『ワンダーウーマン』
「理想」に伴う代償の痛みを知って初めて、「夢の実現」に必要なものがわかる。
「夢の実現」はひとりでは難しいから、仲間や理解者、導いてくれる人の存在が大切だということも。
『ワンダーウーマン』観てきました!
最高! 全人類が観るべき!
これまでヒーロー物を観ても、なんだか、どこか他人事だった。闘う女性キャラも沢山いたけど、ここまで「自分も一緒に闘っている」気になったのは初めて。
穢れのない「理想に燃える」主人公の成長物として、お手本のような作りになってます。
強いだけではダメ。
抵抗するだけではダメ。
言葉にするだけでもダメ。
やっぱり大事なのは、信念を行動に移すこと。
そしてそれを、自分を信じてくれる「誰か」から学び、成長する。
もちろん、そんなドラマ部分は無視して、単純にアクション映画として観てもスカーッとしますよ。
アクションがとにかくキレッキレ&美麗!
特に島での戦闘場面(兵士vsアマゾネス軍団)は、忍者・侍好きの人にも刺さると思います。もう、あそこだけずっとループして観たい!
あんなに「麗しい」アクションシーンって観たことないわ! 芸術だよ!
主人公、ダイアナ役のガル・ガドットがとにかく美しいので、巨大スクリーンで観ているだけで幸せ(*´Д`)
そして道案内のスティーブ役、クリス・パイン(新『スタートレック』シリーズのカーク船長役)も、いい味出してます。
肉体的には彼女のほうが強いんだけど、本当に大切なことを命を懸けて教えてくれる人。出会ったのが彼でなければ、ダイアナは旅立たなかったと思う。
そう、これって「女性よ、立ち上がれ!」というだけでなく、きちんと「通過儀礼」の物語になってるんですよ。
だから全人類におススメなんだけど……
やっぱり、女性に観てほしい!
闘ってる人、悩んでいる人、何かの呪縛に苦しんでいる人、理想と現実のギャップが埋められない人…… きっと力が湧いてきます。
そして「始めなければ!」と思うはず~(≧▽≦)
あの腕輪に込められた「誓い」とは?
実は……
原作『ワンダーウーマン』の歴史は古く、細かいセリフのやりとりや設定にすべて「女性の解放」につながる深ーい意味があるのです。
町山智浩さんの解説を聞くと、作品(原作・映画)に込められた思いやメッセージがわかってさらに愉しめます!
この中の藤谷文子さん(ご存じスティーブン・セガールのお嬢さん)の映画に寄せるコメントにも感動したなー(´;ω;`)
女性の特性のひとつに「共感能力」があると思うんだけど、それこそが現代に求められているものだと感じるんですよね。
ところで、観終ってカフェでパンフ眺めてたら、可愛い店員さんに「面白いですか? 観るべきですか?」と聞かれたので「めっちゃいいです! 特に女子にはおススメ!」とプッシュしちゃったyo(゚∀゚)