小説家・鳩村衣杏の日記

BLや小説のお知らせページ。好きな映画や萌えについても語ります。

『「死ぬくらいなら会社辞めれば」 ができない理由(ワケ)』を勧める理由

 

 

拙著『だいきょう商店街の招き猫』の
カバーイラストをどなたに依頼するか…
という話になったとき、
担当さんから提案されたのが、

 

「死ぬくらいなら会社辞めれば」 ができない理由(ワケ)」

あさ出版

 


通称『死ぬ辞め』が話題となった
汐街コナ先生でした。
 
  

この本が話題になったから…
ではもちろんなく、
イラストが素晴しいからです!
 
 
 
twitterに投稿された漫画は知っていて、
「わかるわかる!」
「これで救われる人は多いはず」
と私も強く思いました。 
 
   
 

でも失礼ながら調べてみるまで、
こんなにステキなイラストを
描ける方だとは存じませんでした! 
すぐに「お願いします!」と答え、
その日のうちに担当さんから
「受けてくださるそうです!」
という連絡が来ました。  
 
 
 
お忙しいにもかかわらず、
地元の商店街に足を運び、
イメージを膨らませてくれました。
マネッキーやキャラのラフを
何度も送ってくださいました。

ありがとうございました。 
  
 


 
***** 
 

 

 

 
今さらですが…
もう退職された方も
今の職場に恵まれている方も
「死ぬ辞め」の一読をおススメします。
周囲に悩んでいる人がいるかもしれないし、
家族がそうならないとも限りません。
かかってから治療するより、
「予防」が断然いいのですから!  
  

 
 
私自身、うつ寸前で退職し、
辞めた後で他人から指摘されるまで
気づかなかった…という経験をしています。 
その後もかなり長いこと電話に怯え、
会社の夢を見ては飛び起きていました。
実は今も、その会社がある場所へ行くのに
ちょっと勇気が要ります。

 

 

*ちなみに転職2回で、会社は3つ変わっています。

 

 

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一番厄介なのは、私のように
「自覚がない」人間です。 
自覚した頃には相当まずい状態まで
追い込まれていました。
自分への信頼が揺らいでいる中で
勇気を出して誰かに相談しても、
一度でも否定・拒絶されたら、
誰も信じられなくなってしまい、
さらに追い込まれてしまいます。

 
 

 
この本が他の本と「違う」と感じるのは、
多くの本が「著者の体験談」だけで
終わりがちなところ、
優しく、わかりやすい漫画で多角的に
サポートしようとしている点です。

 

 

 


「こんな場合は?」「こんな人は?」
「家族が理解してくれません」
心療内科に行きにくいんだけど」など、
様々な疑問や不安を
専門家の先生のアドバイスを挟み込み、
丁寧に解消してくれています。

  
 

 

転職・退職に対する考え方は
各家庭や世代によっても異なります。
1つの意見や価値観に縛られないでほしい…

  
 

 

だから、いろーんな人に
「面白いよ(*´Д`)」と勧めてください。
一度読んでしまったら
「あー、面白かった」で終わりではなく、
何度でも読み返してアドバイスを探せます。
困ったときに思い出してもいい。
きっと力になってくれると思います。 
 
 
 

 

コチラが汐街先生のイラストです。

 

creatorsbank.com

 

ステキです( *´艸`)
こちらのお仕事でももっともっと
活躍していただきたいと思っています! 

 

 

 

作家からのお願い


だいきょう商店街の招き猫』を
「買ったよ」「読んだよ」という
ご報告ありがとうございます(≧▽≦) 
  

 
そしてありがたいことに
「続編は? 楽しみにしてます」という
メッセージもいただいてます(≧▽≦)
 
   
 
でも、作家の一存では決められません。
決めるのは出版社です。
ビジネスですから「売上」重視!
 
 
 
「作家の自由にできるんでしょ?」
と思われがちですが、
それは一握りの人気作家さんだけ。
フリーランサー、雇われの身だから
内容だってプレゼンしますし、
それが編集会議を通らなければ
企画の段階でボツになります。
 
 
 
そういう意味では毎回が売り込みだし、
「今回で終わりかも」という覚悟で
仕事をしています。 
3冊という約束で予定を組んでも、
数字が取れなければ簡単に切られます。
 
  
 
もちろん、書きたいものへの情熱や
プロとしてのレベルは維持しています。
でも、良い物が売れるとは限らない。
売れなければ、続けられない。
続けたいと言っても無理なものは無理。 
 
 
 
多くの作家が「売れたい」と言います。
でも「稼ぎたい」ではないのです。
「もっと書かせてほしい」のです。
「売れれば、また書かせてもらえる」から
「売れた」という実績が必要なのです。
だから「売れたい」と言うのです。
 
 
 
 

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以前、twitterである作家さんの
こんなつぶやきを見ました。
 
 
 
作家が宣伝活動をやっていると
「売れようとして必死だな」と
嘲笑する人がいる。
命を削って、必死に作った商品を
買ってほしいと思うのは当然だ。
必死に宣伝して何が悪い。
 
 
 
確かに!(゚∀゚)と膝を打ちました。 
作品には自信がある。
自信がないものは売らないし、
「自信がありません」という商品を
買いたいと思う人はいない。 
 
 
 
だから私も、宣伝をがんばろう!
と決めました(・∀・)  
商品の良さを一番よく知っているし、
誰よりも自信を持っているから。
 
 
 
「売れないのは物が悪いからだろう」と
いうご意見もよく耳にしますが、
単に「情報が行きわたってないだけ」
という可能性もあります。 
 
 
 
ということで、お願いします(・∀・)
できる範囲で結構です!
 
 
 
もしも「続きが読みたい」と
思ってくださったのなら、
どうか周囲の方に勧めてください。
たった一言「面白い」でもいいので、
SNSでつぶやいてください。 
編集部にメールやはがきを出すのも、
実はいまだにかなり効果アリです!
 
 
 
今回は出せなかったキャラやアイデア
沢山あります。
皆さんからの感想やリクエストを
反映できたらいいなーと思っています。
SNSで親しくなった方に取材して、
小説にしたいなーという
野望も生まれました(゚∀゚)
 
 
 
皆さんからいただいた感想や励ましは 
そういう形でしか返せないし、
それこそが作家がすべき恩返しだと
私は思っています。
 
 
 
焦らせるつもりはありませんが、
今はスピードも大きなポイントです。
商品の生産終了の告知後、
「美味しいのに」と言っても、
「もっと買えばよかった」と
大量に買い占めても、もう…( ノД`)
 
 
 
できる範囲でいいのです!
よろしくお願いいたします~(≧▽≦)  

 

 

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思うだけでなく、行動に移す。

 

「鳩ちゃん、商店街組合の事務所の
掲示板に本のチラシ貼った?」
 
 
 
地元のBARのマスターの言葉に
私はポカーン( ゜Д゜)
  
 

「え、何ソレ。知らないけど…」
「貼ってあったよ、でかいの」
「うそーん!!!」
「じゃ、Tさんだな(笑)」 
 

 
Tさんは組合の理事さん。
商店街組合の新年会に参加した私を
「地元の作家さんです」と紹介し、
挨拶をさせてくれた方です。    
見にいったら…ホントだ―(゚∀゚)―!!   
 
 
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そのTさんから、こんなメールが…
 
 

「地元の書店に15冊注文しました」
 
 

え…えええええええ!
 
 

「組合でまとめて買う」と言ってくれたけど、
本当だったんだ…(´;ω;`)
   
 

お会いできることになったので、
めっちゃお礼言って、見本をお渡しして…
その足で書店さんへのご挨拶に
連れていっていただきました。
 

*****
 
 
なぜ私が地元にこだわるかというと、
BLではない一般書で、
題材が商店街だからってこともあるけど、
地元で出会った沢山の方のおかげで
この本を書くことができたからです。
  
 

もちろん、本を読んでほしいです。
売れれば、続編も書けるかもしれない。
でも、それだけではない。
 
 
 
少しでもお礼がしたい。
私とこの本が、何かの力になれないか…
そう思い、自分からちまちま動いてます。
 
 
 
「応援してるよ」って気持ちは嬉しいです。
勇気をもらえるし、
私もこの言葉を投げかけることが多い。
 
 

でも、人生では

想 い  <  行 動  
 
という場面も沢山あります。  
 
 
 
待っているだけでは、お願いするだけでは、
人は動いてくれません。
自分から動いて初めて、相手の気持ちも動く。   
 
 
 
想いを形にする。感情を実際の行動に移す。 
やりたいからやり始めたことです。
だってワクワクするから~(≧▽≦) 
  
 

それを何十年も実践してる先輩がいる…
カッコいい!
真似しない手はない、と思うんです。
 
 

***** 
   
 

結局、BARでもご馳走してもらった…
何しにいったんだ、自分…(;'∀')  
 
 
 少し早いけどバレンタインってことで
明治の「ザ・チョコレート」をプレゼント! 
これの開発秘話が大好きなんです( *´艸`)
「洒落てるね、知らなかったよ(゚∀゚)」って
喜んでいただけました~。 
 
 
 
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電子でも! 無料サンプルも!

2月15日発売(富士見L文庫
『だいきょう商店街の招き猫 人生の大吉拾いました』 

 
電子でもお読みいただけます! 
無料サンプルもアリ!

 

 
 
「予約しました」の声多数!
本当にありがとうございます! 
もちろん、電子配信も始まります。
kindleでもご購入いただけます! 
よろしくお願いいたします(*´Д`) 
 
  
 
イラストに巨大な招き猫がいますが、
怪しい生き物ではありません。
商店街の着ぐるみマスコットです。
アーケードの先が魔界…もありません。
商店街の中で「暮らす」ことになった、
不運街道驀進中の青年のお話です。 
 
 
 
仕事関連で、すでにお読みの方からは 

 

「さくさくっと読めました!」
「途中で笑っちゃいました~」
「商店街の人に読んでもらうべき!」 

 

とのご感想をいただいてます。
嬉しーーーーーーーい\(^o^)/
   

 

中学生ぐらいから読めますので、
プレゼントにも最適です(''ω'')ノ

 

 

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新刊「だいきょう商店街の招き猫」

 

2月15日発売 (富士見L文庫) 

 

だいきょう商店街の招き猫  

      人生の大吉拾いました

 

 

ぶさかわ招き猫がお出迎え。

ここは大凶を大吉に変えてくれる商店街です。  

 

 

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イラスト:汐街 コナさん

 

いつもの鳩村テイスト=お仕事頑張る×地元コミュニティ!

「人間じゃない何か」「異世界」は出ません(笑)。

 

よろしくお願いいたします!

 

www.fujimishobo.co.jp

 

玉ねぎは玉ねぎを呼ぶ!?

寒いですね。

簡単で暖かいものが食べたいなーと思い、

おかんの味「かき玉汁」を作りました。

 

でも、正確には「かき玉」ではない…

なぜなら卵と玉ねぎを先に混ぜておいて、

鍋に投入するから。

 

普通の「かき玉汁」と何が違うかというと、

玉ねぎと卵がバラけないので、

ボリュームがあるのです。

玉ねぎにも火が通りすぎず、

シャキシャキ感が残って食べごたえアリ。

 

 

 

この後、作品に登場するメニューを作ってくださった、

読者さんのツイートが!

こっちも玉ねぎ料理でした~(*´Д`) 

 

 

めっちゃ嬉しい~美味しそう~(´;ω;`)

ありがとうございます!

 

どんだけ玉ねぎ好きなんだ、自分!

 

……いや、そんなでもないけど(゚∀゚)