小説家・鳩村衣杏の日記

BLや小説のお知らせページ。好きな映画や萌えについても語ります。

「家に王子が泊まっています」電子配信

 4月1日から、電子配信が始まります。

 電子のみの限定SS付です。

 よろしくお願いいたします~(*´▽`*) 

 

 

 

言っちゃったほうがいいよ

 昨日は誕生日。

 

 FBは登録しておくと友達に連絡が行くので、朝から「おめでとう」の嵐。

 

 ちょうど茶道のお稽古日で、先生にご挨拶がてら久しぶりに出席(昨秋に膝を痛めてしまい、正座できないのでずっとお休み)。

 前日に電話した際、「明日、誕生日なんです」と言ったところ、お赤飯を炊いて待っていてくれた。

 

 お稽古の後、長いつきあいの友人と昔の会社の後輩からプレゼントをもらった(何も言ってないのに「欲しい」「買おう」と思っていたものばかりで、びっくり!)。

 

 そのことをtwitterでつぶやいたら、またも「おめでとう」の嵐。

 

 

 こういうのって「おねだり」みたいで気が引ける……と思ってたけど……

 

 みたいじゃなくて「おねだり」じゃね?(゚∀゚)

 でも、別にいいんじゃね?(゚∀゚)

 

 素直に嬉しかった。応えてくれる人たちが、周囲にいるってことが。

 

 好き。

 淋しい。

 嬉しい。

 悲しい。

 困ってる。

 悩んでる。

 誉めてほしい。

 甘えたい。

 

 言っちゃったほうがいいよ。

 嬉しい気持ちは分けあって。

 辛い思いは減らしてもらって。

 すべての人には伝わらなくても、誰かの優しさには届くから。

 意外な答えが見つかるから。

 

 そこから先、どうするかは自分次第。

 でも……言ったら、「最初の一歩」のための背中を押してもらえるよ。

 

映画館で逢いましょう

 アカデミー賞つながりで、映画絡みの拙著既刊を宣伝させてください。

 紙の本ではもう入手困難だと思うので、電子になりますが。

 

『映画館で逢いましょう』全2巻(イラスト:山田ユギさん)
 スピンオフ作品
『美しき厄災 ~ビューティフル・ディザスター~』
『傍若無人なラブリー』(共にイラスト:タカツキノボルさん)

 

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 もう時効だと思うので、裏話をちょっと書きますね

 別に大した話ではなく、ありがち~なことですが。

 

 小さな洋画配給会社「エルシノア・フィルムズ」を舞台にした、映画に情熱を駆ける個性的な社員たちの働きと成長、そして恋の物語。

 いろんな出版社の編集さんから「あれ、大好きでした!」と誉められ、そこから多くのお仕事の依頼をいただきました。

 

 が。

 

 これ……売れなかったんですよねー(゚∀゚)アハハ 

 

 ワタシは映画が好きで、一時は映画配給会社に入ろうと考え、講座にも通いました。でも、やっぱり編集者として映画に関わりたいと思い直し、映画本の編集を手がけるようになりました。ライターとして、紹介記事を書いたりもしました(デビュー後もしばらくは二足の草鞋でした)。

 そのときの経験は、作家になった後も生きています。

 

 もともと会社が舞台の話とか、会社を作っていく話が大好きです。で、映画も好き。

 デビュー作が好評だったので、満を持して、書きたいことを書いたわけです。愛と想いをいっぱい詰め込んだわけです。

 自信満々だったから、1巻が売れなかったと知らされたときはショックでした。後から思えば、確かに恋愛小説としては薄味です。

 編集部からは「(1巻が売れなかったから)2巻は出せないかもしれない」と言われました。まあ、これは仕方のないことです。作家業もビジネスですから、その覚悟も込みでやらなければなりません。

 ただ、1巻も出ていないならともかく、1巻は出ている。他社へ持ち込むことはできません。雑誌での連載は読者も知っているし、すでに2巻分まで書き終えています。
 2巻だけ出ないなんてあまりにみっともないし、絶対に嫌でした。そこで「印刷部数や印税率を下げても構いませんから」「人気キャラ・島兄編の書き下ろしもやりますから」……と編集部に頼み込んで、なんとか出していただきました。

 スピンオフのレーベルとイラストレーターさんが違うのは、諦め切れずに他社に「書かせてくれ」と持ち込んだからです(反省を生かし、恋愛部分を多めにしたyo!)。

 

 売れなかったことの「責任者探し」をしたくて、裏話を書いたわけではありません。どの作家さんも編集さんも営業さんも、みんな「沢山の人に読んでほしい」と思って知恵を絞り、様々な努力や仕掛けをします。でも、すべてが「狙いどおり」にならないのが商売です。

 わがままを聞き入れてくださった編集部(出版社)さん、イラストの先生方には、感謝しかありません。

 あのとき、ああいう目に遭って、鼻っ柱を折られて、絶対によかったと思ってます。あの経験は、間違いなくワタシを鍛えてくれました。

 そして、本が出たおかげで他の仕事へつながったのですから「結果オーライ」という見方もできます。

 ただ、やっぱり、もっと沢山の人に読んでほしかった……という思いはあります。

 

 そして今は……電子書籍があるじゃない?(゚∀゚)

 

 映画を取り巻く環境はどんどん変わっているので、ここで書かれていることはもう「ひと昔前」かもしれません。

 

 でも……

 

 パピレス他、電子で読めますんで(゚∀゚) 
 ステキなイラスト付きですんで(゚∀゚)
 お仕事小説として面白いyo!という自信はありますんで(゚∀゚)

 

 よろしくお願いしまーす! 

 

*この裏話についての感想やご意見がありましたら、twitterではなく、直に鳩村宛にメールで送っていただければ幸いです。上にも書きましたが、誰かを責めたくて、恨みを晴らしたくて、披露したわけではないので。あくまでも宣伝です(''∀'')

*もちろん「面白かったー(≧▽≦)」というツイートは大歓迎です!!!

切ってきたのよ、フランシス。

 ドラマ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」の主人公・フランク(フランシス)の妻・クレアがすごく好きで、「いいなあ……あの髪型」と思っていたのです。

 外見も中身もクール・ビューティ。

 もちろん、演じるロビン・ライトはブロンドだし、アジア人と欧米人は髪の毛の形からして違うので、同じヘアスタイルは難しい。

 

 わかってます。


 でも、髪型だけでもあんなふうにカッコよくなりたい。

 それに髪なんて失敗しても伸びるー!

 そこで昨年の暮れ、まず少し切ってもらい(一気に切ろうと思ったのに、なぜか美容師がやってくれなかった)、耳に髪をかけてみました。

 

 会った人の反応……

 

「なんか、可愛くなりましたね!」

 

 違ーう! 誉めてもらえて嬉しいけど、違う!
 やっぱりスタイルや中身も目指さないとダメかー。
 
 それでも、1カ月我慢して……ばっさり切りました。

 

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寒い時季は……甘いものとラブで暖まる!