小説家・鳩村衣杏の日記

BLや小説のお知らせページ。好きな映画や萌えについても語ります。

続ける理由を見つけなさい

 カフェで仕事してたら、後ろからリーマンの先輩&後輩の会話が聞こえてきた。

 後輩は何かミスをし、上司に注意されて凹んでる様子。「辞めたい」みたいなことも口にしている。
 先輩は無暗に引き留めることもせず、頭ごなしに叱ることもせず、後輩の本心を多方面からゆっくりと引き出し、
「あの人はそういう言い方をする人なんだよ。みんなにそう言うの。お前だけじゃないんだよ。だから全部真に受けるな」
「お前、それとこれとは問題が別だろ? そこを一緒にしちゃダメだよ」
 などなど、通る声で明快に整理。
 感心して、聞き耳立ててしまいました。
 良い先輩だ。
 きっと、同じ悩みを乗り越えてやってきたんだろうな。
 きっと、仕事できるんだろうな。
 
「あの上司がイヤだから、会社を辞めたい」がアリなら、「こんな良い先輩がいるんだから、もうちょっと頑張ろう」もアリだよね。
 頑張れ、後輩!

うまうま( *´艸`)

 いただいた大根の皮と葉、ツナのきんぴら。しめじも入れたら、異なる食感がGoodでした。
 味付けは……捨てずに取っておいた、角煮の煮汁!!! 
 美味しくちょうだいしました。

 もったいないから……というより、「これ、何かに使えないかな?」って考えるのが好き。
 

 

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ヨダレが……

 漫画家、山田ユギさんに教えていただいた「炊飯器で作る豚の角煮」。

 下茹でした豚を調味料と一緒に炊飯器に入れ、「おかゆモード」のスイッチオン。そのまま明日の朝まで保温……絶対に失敗しないらしいです。

 

 やってみました。

 

 写真は①完成形、②スイッチを押す前、③翌朝……です。

 見てわかるように、②と③で煮汁の量がほとんど変わっていません。コトコト煮込む……という感じにはならないのかな?と思ったけど、「おかゆモード」は70分ぐらいだったので、水が多かった模様。

 再度、スイッチオンができなかったので、今回はさらに鍋で30分ほど煮てみました。それが①(しかし、朝5時から角煮を煮る女って……)。

 

 ②を味見したところ、味の染み込みはいまひとつでした。でも、肉にはしっかり火が通っていて、鍋に移し替える際にはほろほろ……っとなってました。うふふ( *´艸`)

 煮詰めた後、じわじわと温度を下げれば夜には完成……と思ったんだけど、我慢しきれず、朝食にちょっと食べました。

 

 うまー!!!(≧▽≦)

 

 水の量を調整してリベンジします! 自分好みの味にするのじゃ。

 

 ちなみに、下茹での茹で汁でスープも作ったよ! これもうまー!でした。

 茹で汁や煮汁はラーメンなどに使ってもいいらしいです。

 

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こういうときは映画を観よう

 昨日は、昼間はそわそわ、夜にはぽかーん……という1日だった気がします。

 

 日本は小さな国、しかも島国。領土の広い国、国同士が隣り合っている大陸、様々な民族が一緒に暮らしている国のことは、なかなか理解しにくい。インターネットでこれほど情報が共有できるようになっても、そこで生きる人々の痛み、苦しみまではわからないものです。

 

 2010年、アメリカで『ウィンターズ・ボーン』という映画が公開されました(Winter's Bone)。

 今や若手実力派の筆頭となった女優、ジェニファー・ローレンス主演の本作は、アカデミー賞で作品賞、脚本賞、主演女優賞、助演男優賞にノミネートされました(世界中でかなりの賞を受賞)。ストーリーや作品の情報は調べていただくとして……

ヒルビリーと呼ばれる人々を描いた作品です。

 これを観るまで、ワタシは「ヒルビリー」という言葉も、そういう人たちがアメリカに存在することも知りませんでした。

 

*映画評論家・町山智浩さんの解説で興味を持ち、観てみました。町山さんの解説はyoutubeでも視聴できます。この解説だけでも聴く価値あり!

 

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 ワタシ達が知る「アメリカ」は今の時代であってもなお「NY」や「LA」であって、それがすべてだと思っている。日本のラーメンやアニメを愛し、自由で気さくな人たちしかいないと思っている。

 でも、この映画は「そうではない」ことを教えてくれます。「NY」や「LA」はアメリカの一部でしかないのだと。

 

 タイトルが物語るように、暗い映画です。辛い映画です。「NYやLAで必死に生きる」なんてもなんじゃない、凄まじい暮らし。寒くて、冷たくて、やり切れない気持ちになる。「冬の骨」が意味するラストは、とてつもなく残酷です(予告編では「彼女は大人になるしかなかった」って言ってるけど、この表現、柔らかすぎ)。

 でも、こういう人々がアメリカには間違いなく存在する。他の国にも……そして、もしかしたら日本だってそうかもしれない。

 

 今朝の新聞で、この夏、アメリカでヒルビリー・エレジー』という小説がベストセラーになったことを知りました。

 大統領選挙でクランプ氏を支持した人の多くが、この「ヒルビリー」だと言われています(映画に登場する人々を指す本来の意味と、現在、広義で使われている意味には少し差があるように感じますが)。

 少女は家族を守るため、生きるため、あらゆる可能性にすがりつこうとし、行動します。あまりに過酷だけれど、彼女の歩みの先には一筋の光がある……そう思わせてくれます。

 これを観れば、今回の大統領選の結果に納得がいく……ってわけじゃないけど、今こそ、観る価値あり!の傑作です。

 

 

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つぶやきが!

 ツイッター開始、1日経ちました。

 

 ちょっと……面白いじゃないですか!(今さらだよ)

 お知りあいの人気作家さんたちがフォローしてくれたので、ぱーっと広まったようです。ありがたや(T_T)

 そして「ファンです」「フォローします」のメッセージも……ありがとうございますううう。嬉しいよう(T_T)

 早速、ワタシも大好きな方々をフォローしました。

 数日前の日記の「どうして、それをやらないの?」。正にこれ。

 

 ところでツイッターで失敗し、ツイッターに助けられる……で思い出す映画が『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』(どっかで聞いたようなタイトルですが、こちらが先です)。

 親子の絆、仕事をするということ、プライドと柔軟な心……シンプルだけど、人生で大事なことが、美味しそうな料理と共にテンポよく語られます。

 監督・主演は『アイアンマン』シリーズの監督、ジョン・ファヴロー。マーベル組のロバート・ダウニー・Jrスカーレット・ヨハンソンが脇役で登場します。

 オススメ!

 

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チャンスはいつまでも残っていない

「どうして、それをやらないの?」

 

 周囲が口を揃える指摘は、多分、正しい。

 それが目的地までの最短距離だと、本当は自分でもわかってる。

 でも、できない理由をいくつもいくつもいくつも上げて、その道を避ける。
 
 なぜか。

 会いたくない人(相手に落ち度はなく、自分が勝手に僻んだり、落ち込んだりするだけ)に会い、見たくない自分の「真の姿」に向きあわなきゃならない(失敗したらどうしよう)から。
 つまり「できない」んじゃなくて、「やりたくない」だけ。
 でも、できない理由を探してる時間がもったいない。何の得にもならないし、何も積み重ならない。誰も困らない。

 
 知ってる?
 髪の寝ぐせって、毛先だけちょいちょいって濡らしても直らないんだって。根元からがっつり濡らして、根元から乾かさなきゃダメなんだって。

 知ってる?
 ハゲネタで売れてるお笑い芸人のトレンディ・エンジェル。
 妙なプライドがあって、ハゲネタやるのがずーっと嫌だったんだって。でも、先輩から「なんでハゲネタをやらないんだ、もったいない!」って言われて、素直に「やってみよう」って気持ちになったんだって。それがブレイクのきっかけ。

 ダメだなー、上手くいかないなーってことは、根元が直ってない。自分をしっかり見つめ直していない。
 
 自分がどうしても避けたいこと、見たくないこと、いい加減に済ませていることを直視する……そこに扉を突破する鍵がある。
 そしてその鍵は、周囲の人が口を揃える指摘──

「どうして、それをやらないの?」

 
 やります。
 指摘してくれる人が、そばにいる間に。